アラサーニコのこじらせ女子卒業記録

ブログ名は「卒業記録」ですが、脱こじらせ女子を目指して、実際卒業できるよう奮闘記を記録するブログです。

ストレスって感じるほう?

こんばんは。ニコです。

結局今朝もバタバタ職場へ向かいましたが、

どうにか遅刻は免れました。

まだまだ修行が必要です。


夕方、仕事がひと段落ついた時、同僚に聞かれました。

「ストレスある?」

「えっ?!どういう意味ですか?」

先の記事の通り、最近自分のストレス耐性について悩んでいたのでちょっと驚いて答えました。

「だから、ストレスって感じるほう?私は今◯◯(業務内容)がストレスなんだよね〜」

別に私に対して「あんたのせいでストレス溜まるわ!」という意味ではないし、「ストレス抱えてそうだけど大丈夫?」という意味でも無いようでした。

他の人もいた手前、自分のことを語る気にもなれず

「私は何が『ストレス』なのかよくわかんないんですよね〜」

なんて、それこそよく分からない解答をしました。

もちろん「私はストレスなんて感じないほどのおおらかで明るい仏のような人間だ」と主張したつもりはありません。どちらかというと「人並み以上につまんないことをストレスに感じてるんだろうけど、ストレスを自覚せず、ねじ伏せて振る舞ってるのってヤバいよね」なんて思ってました。

その後は別の人の最近ムカついたできごとの話へ。


私は大したことないのに、ストレスに感じることはたくさんある。

耐性を身につけるぞ!!!

感情の整理や、自分への喝入れ、現状把握のためのこのブログを開くと、今週のお題が。


特別お題「心温まるマナーの話」by JR西日本

http://blog.hatena.ne.jp/-/campaign/jrwest


「心温まるマナー」?

え?マナーって守れてなくてストレスになることがあっても、できてるからって「心温まる」ことじゃなくない??


詳しく読むと、

「…自分がされてうれしかったこと、誰かがしているのを見て心が温かくなったこと。さまざまな「思いやりエピソード」を投稿してください。」


ふむふむ。

「マナーって思いやり」それは納得。というかそうだと教えられてきました。

でも私の言葉遣いではそれを「心温まるマナー」と呼ぶのはしっくりこないんです。「心温まる思いやり」と言うと意味が重複する感じがするからですかね。「頭痛が痛い」「過半数以上」みたいな間違った日本語の類の響きに聞こえてしまいます。

そんなやさぐれ者の私にも「思いやりエピソード」はあります。


数ヶ月前のこと。

その日は特に調子が良くなかった。

自分のことが嫌になってた。

出かける途中で、乗り換え駅のホームの列に並んだ。

私の目の前には美しい方が。正確には、派手すぎないおしゃれなファッションと、さりげないヘアアレンジの素敵な女性で、後ろに並んでいる私には顔は見えなかった。

いいなぁ。こういう人は精神的にも余裕があって私とは全然違うものの考え方をしているんだろうな。

ほどなく、電車が来て、列は中へと進んでいった。

車両は割と空いていて、美しいお姉さんも、私も椅子に座れた。たまたますぐ近くの席だった。

ぼんやりしていたが、ふと気がついたらお姉さんのすぐ足元に定期入れが落ちていた。マナーというより常識的なこととして、「お姉さんに定期落としてますよ」と声をかけた。それまでお姉さんは気がついていなかったようだった。私ではなくお姉さんが拾い上げ、「ありがとうございます。でも私のじゃないです。」とにこやかに答えてくれた。そして周りの一人一人全員に「これ落としませんでしたか」と聞き、みんながくびを横に降ると、最後にまた私に「私、もうすぐ降りる駅なので駅に届けますね。ありがとうございます。」ともう一度笑顔でお礼を言った。

自分の物じゃない落とし物を指摘された時、とっさに私にはこんな対応はできない。

私はお姉さんの仕事を増やしただけで、お姉さんにお礼を言われるようなことは一つもしていない。

やっぱり考え方が、心の持ちようが、全然違うんだ。

顔も美しいお姉さんだったが、心も美しいお姉さんだった。


素敵な方だったなぁと思いつつ、全く近づいている気はしないけど、それでも忘れずにいたいと思うエピソードでした。


めざせゆとり!!