歯を食いしばらない
こんばんは。ニコです。
ここのところ、
おそらくここ数ヶ月、
気がつくと歯を食いしばっているので
意識して緩めるようにしています。
経験したことない人には
「え?何?怖い!」
と思われそうですが。
多分ウツの「あるある」です。
何かを踏ん張ったり、
何か強い思いがあるつもりもないのに、
ふと気がつくと顎に力を入れて、上の歯と下の歯を一生懸命合わせているんです。
眠る時にもそんな調子で、意識して口の中で上の歯と下の歯の隙間を開けるような具合なので、おそらくは寝てる間に歯ぎしりもしていそうです。
他の自律神経系の疾患でもあるそうですが、無駄に身体に力が入ってしまいます。
何かに備えてそうしているつもりもないのですが、肩も歯もガッチガチ。
だから変な動きになったり、必要に応じて緩めたり力んだりの調整ができないので、ますますおかしなことをやらかす。
ただえさえ、脳みそが(自分の思う)普段通りに働いてくれないのに。
で、ヘマして余計に力む。
またやっちゃった!
どう思われるんだろう!
これ以上迷惑かけちゃいけない!
失敗しちゃいけない!
申し訳ない!
そんな思考が頭を占領して、ますます頭も身体も理想の動きとはかけ離れていく…。
ウツの時は通院に慣れてきてから、自律神経系を調整するという整体にも通っていました。
保険適用外です。実家に戻ったから払えたものの、私の身の丈には合わず高価でした。
施術後痛みは取れましたが、根本にどの程度作用しているのか見えずらく、お金を払うことに抵抗のある人もいて当然かと思いますが、先生が熱心に勉強していることがわかりましたし、仕事と病院以外に外出し、人と話をする場所を自分のリハビリとして作りたかったので通っていました。
そこでは歯の噛み合わせも見られました。
顎関節症などもウツなどで力が無意識に入りすぎて患う方がいるそうです。
初日には肩の力を抜く練習から始めました。
最初はわざと、ため息とともに肩を落とす仕草をするんです。1日に何度も、思い出したらやる!
だから今は、歯も意識的に緩めます。
この肩下ろす仕草も最近またやってます。
ウツが治って、かなり元気を取り戻してから、しばらくぶりに地元の歯医者さんに行きました。引越したり、ウツ中は行く気になれなかったりで、数年間もブランクがありました。
先生が歯を見るなり第一声が、
「あー、自律神経系やった?」
もう元気なのに、歯を見るだけでわかるのか!?ウツ歴を話すと「うん、やっぱり」と。残念ながら私の歯には病歴が刻まれてしまっていました。一生懸命食いしばってた歯茎の形になってしまったそうです。
整体の先生からも歯を食いしばってしまう人が多い話は聞いていたので、自分でも納得。
ここのところの仕事がストレスが多いのは自覚しています。
だから意識的にストレスを抜く。
意識的に顎の力も抜く。
肩の力も抜く。
大丈夫。私自身の経験が、ウツを予防策を教えてくれる。
一生懸命に歯を食いしばってたって何も良い結果にならないことも、経験上よく知っている。
今の仕事は、忙しくても、理不尽なことが起きても、わけわかんなくなっても、自分の無能さが情けなくなっても、
幸いなことに「感謝」の気持ちがわく瞬間がたくさんある。
自然に「笑い」が出る瞬間もたくさんある。
肩の力を抜いて、笑顔でいきまっせ。(^^)