アラサーニコのこじらせ女子卒業記録

ブログ名は「卒業記録」ですが、脱こじらせ女子を目指して、実際卒業できるよう奮闘記を記録するブログです。

個室型婚活

こんにちは。ニコです。


婚活も、それ以外もそうなのですが、自分のことはよくわからないのに、人のことはよく見えます。


おとといの金曜の夜、早く寝れば良い物を、夜更かししてテレビを見ていました。何となくチャンネルを回したNHKでこんな番組をやっていました。

ドキュメント72時間

72時間の収録を編集したもののようで、この日は、

「白い秘密の婚活ルーム」

見たのは途中からですが、以前の婚活期に私もお世話になった「PARTY☆PARTY」のロゴ。新宿の個室お見合いパーティを実施している白い内装の会場でした。

他社開催だったと思うのですが、当時私も一度だけ個室お見合いパーティにも参加したことがあります。ものは試しで行って見ましたが、一回で懲りました。懲りたのは単にカップリング出来なかっただけではありません。当時まだ流行ってなかったからか、新宿ではなかったからか、1回で4人にしか会えませんでした。そのうち2人のことは、今でも印象に残ってます。

一人は年上のお金持ちの男性。職業は忘れましたが、実家がお金持ち。趣味は年に何回も行く海外旅行と、吹奏楽。(会話が合わないわ。)見た目は(短時間でジャッジする婚活では重要でしょう)身長が160もなさそうで、私より低く、ぽっちゃり。でも高そうなスーツを着てました。スラっとした体型の人だったら似合っていたかも。(失礼)言葉の端々に俺様な雰囲気を私は感じてしまい、彼がそれまで独身でいたことも勝手に納得してしまいました。

もう一人も、年上の方で真面目な雰囲気のポロシャツに眼鏡をかけた男性でした。その人は面接官のような質問を繰り返し、その回答から話を広げようとする私の言葉を阻止。そして「家からどうやって来たのか」とか「なぜこのパーティに参加しようと思ったのか」などの質問が続き、最後残り時間がわずかになったところで「何か聞いておきたいことはありますか?」という面接でした。(もう無理。聞きたいことなんてないわ!)上から目線で合否を定められるようで私は不快でした。婚活慣れしていて、そうやって判断しているようでしたが、そういうやり方では私のように不快に思われて自分が損するだろうにとも思いました。(もちろん言えませんが。)

個室お見合いパーティという形式はたとえ相性が悪いとお互いが(もしくは片方が)感じても、決められた時間内は同じ室内で、気まずい時間を過ごさなければなりません。嫌になっても逃げられません。大人として、適当にその場の残り数分だけ会話を合わせていましたが、とっても疲れました。ああ、私にはこれは無理だと思いました。今思えば相手にも同じように感じていたのでしょうが。


さて、話をテレビ番組の内容に戻します。

この会場では1日に10人以上のお相手と話せるようでした。それはそれでもはや誰が何だったかわからなくなるレベルですね…。

最近の婚活市場で見たり聞いたりしたことはありましたが、やはりタブレット端末をツールとして使っていたり、20代の参加者が多かったです。

私の以前の婚活期では20代半ばでの参加を不審がられていたのにな。


そして参加者は、男も女も勘違いが多すぎるように思いました!

何しにきたの?目的わかってる?

それじゃ出会えないだろ〜って、人のことなら偉そうにアドバイスも思いつくのに。

そしてプロフィールに書いた離婚歴を突っ込まれて時間が終わってしまう人(独身者からしたら納得ですが)や、以前私があったような面接官タイプもいました。見た目は良い方だと思うのに愛想なく面接の質問するのは勿体無い!


女性は高望みの方が多い様子。

お金が大事。(お金もじゃなくて?!)

理想があがってきちゃった。(目だけは肥える)


男性は自分に甘い方が多い様子。

なぜその歳まで実家暮らし?

「〇〇の会」というテーマ設定に合っていないのに参加、そしてそのテーマに反する感想。

なんで婚活にその服?

上から目線で踏ん反り返って会話をする人。

どうしてそんなに姿勢悪いの?(そういう私も猫背です)


うわぁー!痛い!惜しい!勿体無い!そうじゃなくて、こうすれば良いのにって教えてあげたい!突っ込みどころ満載でした。

人のことなら、よく見えるのに、自分のことは全然見えない。


ここに私がいたって同じことでした。

取材された人たちも、婚活で空回りしている私も何も変わりません。

婚活に合わない身なりで登場し、

甘えた自分のことを棚に上げ、

相手には高望みする、

本当にそれで婚活に来たのか不思議がられる勘違い野郎でした。(女でした。)

恥ずかしい。痛い。残念。。。

自分のことを客観的に見るって難しいですね。

現実を見据えること。それを受け止めて、やるべきことをやるのみ。なのにそれが難しい。。。

妄想や夢見がちなのを、どう予防するか。

部屋の掃除とか、日常の物事を当たり前にきちんとやっていくことが、地に足つけることのような気がします。

それと友達とか家族とか、少しでも自分を客観的に見てくれる人の話を聞くこと。

「そのままで大丈夫。すぐ新しい彼氏ができちゃうよ〜☆」は社交辞令!

勘違い野郎でいるうちは、結婚できなさそうですよね…( ;∀;)


あー、果てしない(/ _ ; )

けど、めげませんよ!



番組の再放送も予定されているそうなので、気になる方はこちら。↓

https://hh.pid.nhk.or.jp/pidh07/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20170610-21-24750