アラサーニコのこじらせ女子卒業記録

ブログ名は「卒業記録」ですが、脱こじらせ女子を目指して、実際卒業できるよう奮闘記を記録するブログです。

最低限の物で暮らすとは

こんばんは。ニコです。


今年の夏休みは、休めたので(!)

親戚とちょっとしたアウトドアに行ってきました。

子持ちの親戚の家から車で30分程度の、大きめの公園のような場所に行きました。

子どもに自然と触れ合わせたいとのことで、その子は期待通りはらっぱで走り回っていました。


大人たちは持参したタープを建てました。

私はあまり詳しくないのですが、今は便利でおしゃれなアウトドアグッズが沢山あるんですね。


私は今は(いや、これまでずっと)マキシマムな生活をしてモノに埋もれたり、ぶつかったり、必要なモノが見つからないのはしょっちゅうあるんですが、シンプルライフに憧れています。

ミニマムライフを自分に当てはまるのは現実的に思えないし、自分には無理な別次元の人の生活だと思ってますが、シンプルライフならなれるかも!と思ってます。

とはいえ、何が無ければ「シンプルライフ」で何を捨てたら「ミニマリスト」なのか、定義なんてものはなく、自称しだしたらいつでもなれますが、私がなりたいのはもちろんそういうことではないので!


で、私の憧れるシンプルライフとは何かと言うと、ホテルライクな暮らしです。豪華ホテルじゃないですよ。ゆとりある空間、おしゃれで高そうな椅子、有名な海外ブランドのベッド、オーシャンビュー、いつでも頼りになるコンシェルジュ…ではなくて、最低限がシンプルかつコンパクトに揃っているビジネスホテルのイメージです。最低限あれだけ揃っていれば、生活できないことはないんですよね。


それと、昔はキャンプや登山などのアウトドアも一年に数回は行ってました。

ビジネスホテルのような設備のない環境でも、あれだけのものでどうにかなることは体験しています。自分一人が背負える荷物にテントさえプラスすれば宿泊だってできちゃうわけです。

しかも街中にいるよりも危機管理のグッズが多い。携帯は電波が無いし、長くなれば充電も切れる。山は寒いので夏でも厚着を持って行ったり、遭難しないための方位磁針、地図、ホイッスルなど。砂利を避けるためのスパッツや、険しい山を登るためのストック。もっと上級者向けの高山を登るにはアイゼンやハーネスに色々つけたりと増えますが、平地の知っている土地で住むにはその辺の道具は不要です。

荷物を詰めるとき、一つで数役こなせるものを選んだり、何にでも使える袋を数枚だけ詰めたり、用が足りるならなるべく小さいもの(小さくたためるもの)や丈夫なものを厳選するわけです。例えばティッシュの代わりにトイレットペーパーの芯を抜いて潰して持っていくのはハイカーにとっては常識でしょう。


そう考えると、アウトドアグッズってミニマリスト向きではないかと思えてきます。

現に有名なミニマリストブロガーもアウトドア用のテーブルをリビング使い(というかテーブルは家にこれ一つ)したり、ベッドを持たずに寝袋で寝ていたりするようですね。どちらも丈夫で折りたたんで持ち運べますものね。

私にとっては、日常を気持ち良く過ごせそうと思えないので、そこは真似しませんが。(アウトドア用ではありませんが、小さめの折りたためるテーブルを使っています。友達が泊まりにきた時は私が寝袋で寝ます。)


最近のアウトドアグッズは知らなかったので、今回の家族イベントで親戚の持参したグッズを見て、ミニマリストに取り入れたりできるかな?!なんて勝手に私が思ったモノを紹介します。



ランタンハンガー。

ランタンに限らず、色々とぶら下げられます。これに合った手すりとかがあれば(あるのか?)突っ張り棒とS字フックさえ不要になるかも??


コールマン ハンギングドライネット2 グリーン 2000026811

コールマン ハンギングドライネット2 グリーン 2000026811

ドライネット。
干し野菜を作るやつか、洗ったセーターを伸びないように干すやつかと思いました。
それもできるかもしれませんが、中に食器を入れてぶら下げて干しておくモノです。
ウチの水切りよりたくさん入るし、野外に干しておいたのでほぼ完全に乾いてました!家で使うにもベランダに干すには衛生面と景観面で不安ありか…?
親戚が持ってきたのは入口の小さい物だったので、色んな形のモノを適当に詰め込んでも、周りのネットがまとめてくれて溢れ出てくることはありませんでした。

Landport ソーラー式エコライト solar puff ソーラーパフ ウォームライト PUFF-15WL

Landport ソーラー式エコライト solar puff ソーラーパフ ウォームライト PUFF-15WL

ソーラー式ライト。
親戚のはこれとは全然形の違うモノでしたが。ベランダで充電。部屋で読書などの細かい作業をしなければ持ち歩けば生活できるんじゃないか?薄暗いとは思うが。電気代も節約できるし、停電時にも対応。

ワイヤレススピーカー。
充電しとけば、お外でお外でBGMだって流せちゃうわけです。(スマホからBluetoothで)
ミニマリストってワイヤレスでコンパクトなモノも好きでしょ?

あとグッズではありませんが、テントの使ってないペグを地面に刺して蚊取り線香をはめて使っていました。そういう使い方もあるのか〜と感心してましたが、キャンパーには常識のようです。

子どもの頃は毎年何回もキャンプに行く団体に入っていました。その頃は無かったか、今ほど充実してなかったであろうグッズも多様化・進化しているんですね〜。
今回、久しぶりのアウトドアはインスタ映え重視の人も多そうでしたが。(特にグランピングとかする人にリア充アピールしたい人が多そうなイメージです。)

私が社会人になって、初めて実家を出て一人暮らしをしはじめるとき、アレコレ引越し荷物を心配する母親に「何か無くてもキャンプだと思えば、大丈夫。」と言って納得させました。実際はキャンプ場よりも、すぐに買い物のできるスーパーやコンビニの近くに引越した訳ですし。

夢のミニマリストについてネットサーフィンをしていると、「ミニマリストは災害に弱い」というのも見かけます。
確かにミニマリストは過剰なストックを持つことを嫌がります。備えが無ければ食料品・日用品が尽きるということもあり得るかもしれません。水が無い環境下で着替えが尽きるかもしれません。そのため、普段は出番がなくとも防災用にある程度備えておく必要はありますね。
それ以外の部分では、私はミニマリストはむしろ災害に強いと思ってます。
まず、倒れる家具や落ちてくる物が格段に少ない。普段からアウトドアみたいな生活を送っているので、ライフラインが止まってもキャンプ的な生活で乗り切れる。普段から少ない物で工夫するのが当たり前になっているので、ある物で乗り切る発想が湧く。家から避難する場合にも、本格的なミニマリストならば全ての荷物を持ち出せる。
そう思うと、ミニマリストってなかなか頼もしくないですか?
私の持論ではミニマリストやハイカー、キャンパーは災害に強い!!

親戚の子どももアウトドアで逞しく育つといいな〜。

2017.9.4追記
ミニマリストがオススメしていた食器はね、こんなのですわ。「応量器」というもので、禅の僧侶が食事の際に使っていたそうな。コンパクトに収納できる。

山中漆器 欅 応量器 拭漆

山中漆器 欅 応量器 拭漆

美しい漆器ですね。キャンプで雑には扱えませんね。でもこれを初めて知った時、私が思い出したのは、こちらです。

スノーピーク(snow peak) テーブルウェアーセット L デュオ TW-021D

スノーピーク(snow peak) テーブルウェアーセット L デュオ TW-021D

うーん。探すのに案外時間がかかりました。
昔はこの手の一人分の食器セットがメラミンみたいな物でも結構見かけた気がしたんだが…。最近はみんなで食器をおしゃれに揃えるリア充が増えているのだろうか…。確かにその方がインスタ映えしそうだもんなぁ。

入れ子って収納場所をとらないところや持ち運びに便利なところが素晴らしいですね。でも間の一枚取り出すにも、全部出さなきゃいけないですね。全部広げて収納できるスペースがあれば楽勝ですけど。
どこまで私はズボラなんだか…。

一番気になるのは、このアマゾンの貼り付け自体が入れ子状態になることですわ。

はてなさん、これどうやって外に出すの?!