アラサーニコのこじらせ女子卒業記録

ブログ名は「卒業記録」ですが、脱こじらせ女子を目指して、実際卒業できるよう奮闘記を記録するブログです。

女にとって結婚は夢物語じゃないのよ

ニコです。こんばんは。


こじらせてる私は、夢を描いては挫折を繰り返しています。

壮大な夢なんて描いてないの。

なんとなく身の回りのことがうまく進んで、

自分も周りの人も元気でハッピーでいられたらいいな、

なんてささやかな妄想程度のこと。

それでも上手くいかないんです。

周りの人が簡単にこなしているように見えることさえも。

私がこじらせてるからかもしれません、

私の学力が人並み以下で学習能力がないせいかもしれません、

私が鈍臭い要領の悪い性格だからかもしれません、

私が鬱の気があるせいかもしれないし、

セルフイメージが低いせいかもしれません。

それともADHDタイプだからかもしれません。

(未診断)

はたまた超運が悪いだけなのかも?

貧乏くじを引きすぎなのかもしれません。


それでも、

上手くいかないことを

環境や、自分の中の何かのせいにしても

何も解決しません。


わかっちゃいるけど、

もう心の癖になってます。


自分の身において「挫折」と聞いて

真っ先に思い浮かべるのは婚約解消したこと。

もう6年も前のことです。

別れた直後も今も、よりを戻したいなんて

少しも願ってないし、

相手だけでなく自分にも非があったことは

理解しているつもりです。

それなのに、

今でも、

しょっちゅう思い出す。

夢にまで出てきてうなされたりする。


思い出すのは、

楽しくデートしたことではなく、

ワクワク結婚後の話をしたことでもなく、

うちの親への結婚の挨拶を彼が

練習していたことでもありません。

付き合っていた時に、

怒鳴られたこととか、

待ち合わせとか小さな約束を

守ってくれなかったこととか、

私より他のものを優先されたとか、

悲しい思い出なんです。

やはり私の中では、勝手だけど

「あんなに我慢して、良くしてあげたのに、

傷つけられた。裏切られた。」

という思いで処理されてしまっているのでしょう。

そんなじゃないって、否定したいけども。

私は割と尽くすタイプでした。

お付き合いした相手と簡単に別れてはいけないと、

どこかで思ってました。

都合が悪いとキレて怒鳴ったり、

壁を殴ったりする男(改めて最低だな!)でした。

理詰めで彼の言動を否定しても、

最後は泣きつかれました。

(泣きたいのはこっちだよ!)

何度もプロポーズされて、

私の中で、当時こんな彼と結婚とかピンとこなくて、

なんとなく引き伸ばしていました。

とうとう覚悟をきめた返事でした。

「いいよ。結婚しよう。」


飲食の仕事をする彼は、朝早かったり、夜遅かったり、

休みもシフト制で、長時間労働も当たり前。

酒もタバコも習慣だし、ラーメンが好きで

ろくに栄養のありそうなものを食べてなさそう。

年の割に(上手くいかないと怒鳴るとか)

常識がない。(私より年上でしたが)


もし、この人と将来的に結婚するなら、

早い方がいいと思ったんです。

当時彼は20代後半でしたが、

このままいったらこの人は

同世代より早くor重篤な病気になる。

子作り、子育てにも影響する。

だったら妻として、この人をささえ、

少しでも早く生活改善を始めた方が良いだろうと。


私にとって、覚悟でした。

理想を描いたような男ではないし。

ここまで書いた云々で、絶対に苦労する。

遠距離だから、私が仕事を辞めて、

友達もいない慣れない地に

引っ越さなければならない。

それでもお互い今まで付き合ってこれたんだし

(私が色々我慢してきたからだろうけど)

この先、私と結婚したいと思うような、

物好きな男は現れないだろうと。


ところが、彼は何も覚悟していませんでした。

私と同時進行でもう一人女がいたんです!

(最低!!)

私との付き合いは約5年。

プロポーズの返事をしたのが約1ヶ月前。

もう一人との女と付き合い初めて約1ヶ月。

(同じ時期っておかしいやろ!)

そっちと肉体関係をもって数日。

彼曰く、

「さすがに罪悪感を感じて」(←嘘つき!)

モゴモゴと、

「風邪ひいた、結婚できなくなった」

と理解不能な電話をかけてきました。

数日後にうちの実家に

結婚の挨拶にくる予定でした。

両親は宅配寿司を注文してくれていました。

(本当に申し訳ない)

その翌週には、彼の実家に挨拶に行く予定でした。

(彼の中で、本当にそう予定してたかは不明)


同時進行が申し訳なくなったんじゃない。

新しい彼女と過ごすのが楽しくて、

私が邪魔になっただけ。

いや、最初から私のことなんて

好きじゃなかったのかもしれません。

「彼女がいる(モテる)俺」がステータス、

だっただけかもしれません。

重複せず付き合ってた時から、

大事にされてなかった出来事は

沢山思い出せます。(早く別れればよかった!)

「寂しいからそっちの子と過ごした。

ニコと結婚すれば、忘れられると思った。」

(ふざけるなー!!)

男が口にする「結婚しよう」なんて、

所詮その程度。

その後付き合った男どもも、簡単に

「結婚」とか言います。


世の男性に言いたい。

「結婚」とか言えば、

彼女が笑って喜んでくれるとか思うなよ!

なんの覚悟もないくせに。

そんなリップサービスはいらにゃいわ!

女が特定の男性に「結婚」の話を出す時は、

夢物語でも妄想でもリップサービスでもなく、

もっと現実的なの。本気なの。覚悟なの。

この人と結婚した時に

相手の家族もセットで思い浮かべたり、

いままでの仕事のことや、

子どもはどうするかとか、

実家の自分の親の老後とか、

少しは思い浮かべながら話してるの。

バカにしないで!!!

軽々しいこと言わないで!


結婚したら、

誰もが羨むような結婚式を挙げて、

ネムーンを満喫して、

毎日彼が優しくしてくれて、

(↑いきなりそうなる理由がないよね)

お金持ちになって、

素敵な奥さんになって、

可愛い子どもが生まれて、

毎日ハッピーになる♫

なんて妄想はこれっぽっちも無かったよ。

ただ、当たり前にこの人の「妻」となり、

このうちの「嫁」となり、

最初は不慣れでも

淡々と毎日が続いていくのだろうと

思っていただけ。

夢というより、当たり前に

そんな未来が続いていると思ってた。

喜びより、覚悟だった。

それなのに。

彼は違った。

そっちの女を選んだ。

最近始まったばかりだから楽しいし。

遠距離じゃない職場の子だから

いつでも会えるし。

私より若くて可愛いし。

もしかしたら

付き合っていた時も色々我慢していた私より

相性が良かったのかもしれません。

そっちの女は私の存在を知らない。

私と別れる寸前も、

楽しくデートしていたらしい。

(神経図太いね!)

あの男の親も.なぜ結婚をやめたか知らない。

もしかして私のせいにされてるかも?!

(あなたたちの躾を疑うわ!)


頭がおかしくなりました。

私、何でこんなしょーもない男と

将来を共にしようと思ったんだろう?

あの覚悟はなんだったんだろう?

親に申し訳ない。

私の決断は間違っていた。

どこから間違っていたんだろう?

結婚を決めた時?

デートで理不尽に怒鳴られたのに

我慢しちゃったとき?

この人とお付き合いを始めた時?

この人と出会ったあの場所にいったこと?

いやいや、大学の選び方?

日ごろの洋服や身なり?

毎日、何を食べてきたか?

何だか突き詰めていくと、これまで

日々の小さな選択の一つ一つの積み重ねが

間違っていてこうなった。

全ての選択において間違っていたと

思ってショックを受けてしまいました。

自分の選択基準が信用できない。

これまでの自分の全てを、

自分で否定してしまいました。


一度出した退職願いを取り下げたので、

上司に小言を言われました。(しょうがないわ)

人ごみの中で、声を出して泣きました。

そして、

気がついたら鬱という病になってました。

彼との別れに苦しみ、

鬱の症状に苦しみ、

薬の副作用に苦しみ、

その後解放されました。(本当に良かった!)


私、セルフイメージが低すぎるわ!

我慢するお付き合いなんて止めたほうがいい。

そんな男、私が引き取らなくていい。

もっと自分を大事にする。

もっと自信をつける。

もっと自分を可愛がる。

それは、自分を甘やかすとか

ナルシストになるとかとは違うはず。


今時、SNSの親切な機能で、

友達の友達の情報まで

勝手に表示してくれたりします。

あの男は結婚したらしい。

相手はあの女かどうかはわからない。

私にはもう関係ないのに、

何だか無性に悔しいのは、

書いていたら改めてムカついてきたのは、

あの頃から

あんまり成長してないからかもしれません。


もう許していい。

あんな男と結婚しようとした自分を。

もう我慢しなくていい。

我慢しないでお付き合いできる男性を探そう。

ワガママ娘(ワガママおばさんか?)にならず、

無理しない自分に、成長したいです。


私は自分を尊重する。

こじらせてても、間違ってなんかいない。











Netflix火花お題「夢と挫折」



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