部屋と不動産屋と私
引っ越したらルンルンになる予定でしたが、
そうもいかず、拗らせてます。
引っ越し後、フライパンの蓋だけ出てこないのはなんでだろう…。
年々こじらせを悪化している気もするんです。
親や学校の先生が干渉してくれた時代から離れていくからなのか、歳を重ねる分、物やりたいことや気になることが増えてしまうからなのか、よくも悪くも自己流が増えて頑固になっていくのか、周りの同世代と比べた劣等感が強くてひねくれてるのか…。
多分全部…。
先日、大学の同級生と会って楽しかったけど、やっぱり会話についていけなくなってる気がしました。旦那の話、保育園の話、二世帯住宅の話、キャリアの話、ブランド品の話、株の話…。私だけが「無い」気がして。いや、実際この日集まった中では私だけがどれも「無い」ことには間違いないし、友人達も全くそれを責めたり軽蔑したり、からかうこともないのだけれど。
同じ教室で同じような日々を過ごしてきたつもりなのに、なんで私だけ「無い」んだろう…。
ちょっと落ちてるみたいです。
そもそも、私には時間が無いと感じるのは何故なのか。どんな人にも平等に24時間あるはずが、どうしてこうも毎日バタバタいっぱいいっぱいなのか。
ダブルワークはしてるけど、一つはマイペースな内職で最近サボってるし。一人暮らしで子どもも介護が必要な大人もペットすらいないのに。
他に人より特別時間を費やして何かをしている気はしていない。
最近は趣味も婚活もほとんどしてない。友達に会うのも数ヶ月に1回、やむを得ない仕事の付き合いが頻繁にあるわけでも無い。
なのに私には時間がない!!!
不思議。
多分、本当に本当に時間の使い方が下手なんだと思う。ただそれだけ。
夜ダラダラして寝不足になれば、当然翌日のパフォーマンスは下がる。かといって早起きしたところで低血圧の私はぼーっとしているだけ。
要領が悪いのも、ドジだから余計な仕事を増やしているのも自覚してます。
凄い人用ではなく、
我々ダメな人用の、時間管理術とか習得したいです。。。
そんな中、無駄な時間が発生してしまいましたので、有効活用しようと、住み替え記録の更新をしようと思います。
ネットで見つけた物件をストリートビューで見て、「良さそう!」とか「よくわからない!」物件をピックアップしたら、自分の足で歩いて見学に行きました。
この時は不動産さんに案内してもらったわけではないので外側のみ。
そんなの無駄じゃないかと思われるかもしれませんが、私には有意義でした。
マンションの1階のお店は何かわからなかったけど、〇〇屋さんだったのね。
ストリートビューで表示されなかった道、結構夜は暗そう。
駅近だけど、案外坂だな。
入口が隣の家の植木がボーボーね。夏は虫とか出そうね。
自転車はここに置けそうね。
下のゴミ置場とかポストが散乱してるわ!この荒れ方はカラスとかじゃなく住人の民度の問題よね。
裏の道路が思ったよりうるさいかも。
近くの工場から気になる匂い、気になる音…。この程度なら慣れれば大丈夫かな。
ベランダに張ってあるネット。鳥が来るってことね。
あれこの物件ベランダなしか。
ベランダ側から見て、空き物件は多分あの部屋。その隣は、ベランダにゴミを置くタイプの人か。それにしてもゴミ多すぎじゃない?!
共有部分でタバコ吸ってる人が…。
そんなことが見えてきました。こんな感じで、10件くらい見ました。
そうしているうちに、少しずつこの街の雰囲気とかもわかってきました。
こうして候補に残った部屋は、今のところとっても素敵な部屋!
さて、いざ不動産屋さんに行って内見して決めよう!!
とは意気込んでませんでした。
だって多分もう無いだろうと思ってましたから。素敵なお部屋はやっぱり多くの人にとって魅力的。早く決まるんです。
でも見る目は少しは養えたはず!と信じて不動産屋さんに行きました。
不動産屋A、メール問い合わせ。
内見希望した物件は埋まっていました。
来店すれば他の物件を紹介しますとのこと。
ネット上、私の探している条件の物件が少なかったのでスルー。
不動産屋B、メール問い合わせ。
ほぼスーモから自動的に。
内見希望の物件は空き。見学。似たような条件の物件も紹介してくれました。
4件見に行きました。
うーん。どれもまあまあ。思ってたよりももう一つ妥協しないとこの価格では難しいのかという現状で悩んでました。
不動産屋C、メール問い合わせ。
こちらもほぼスーモから自動的に。
内見希望の物件空きあり見学。不動産屋Bで案内された部屋の感想を伝えると、部屋のグレードを落とさず駅を1つ2つ先まで候補に入れて検索。レインズ(不動産屋さんが使う共通の物件情報)を頼りに条件で合うものを片っ端からプリントアウトしてくれました。
私がネットの地図を見てお墓の前だから、と弾いたものや、エア見学で弾いたもの、不動産屋さんBで案内された物件なども持ってきてくれて「ああ、これね。」みたいなものも含めわっさわさ私のテーブルの上は紙だらけになりました。親身といえば親身だけど、紙勿体無く無い??これちゃんと再利用されんのかな?
その中から良さげな物件は、やはり最寄駅が私の第一希望ではない駅。少し利便性は落ちます。見に行ったら不動産屋Bで案内された部屋より条件良くて、どこも綺麗でした。駅を妥協すればこれだけ変わるのか。。。
保留にしました。これで埋まってしまったら御縁がなかったと割り切ろう。
ちなみに不動産Bは初期費用クレジットも対応していたけれど、Cは非対応。スーモではこの部屋の紹介にクレジット可能と書いてあったのに何でって思って聞いたら、取り扱いの多い大きい不動産屋さんにはクレジット払いのマークついてるて、小さい不動産屋さんにはついてない(取り扱い不可)ことが多い、とのこと。じゃあスーモの物件情報のところにそんなこと書かなきゃわかりやすいのに!と思いました。私は初期費用の支払いに不安があったので、分割を希望していました。
不動産屋Dは気になってたけど、予約せず、時間もなかったので結局寄りませんでした。
不動産屋E、LINEみたいなやりとりで探してくれるところ。ここは前回の記事の通り御縁なし。
ふたたび不動産屋B
「条件に合う部屋が空いたのでぜひ見に来て欲しい」との連絡を受け、その1件のみ内見。
うんうん、いいんじゃない!?
色々見てきた結果、総合点では最高。
他の部屋で気になった問題がこの部屋には無い。
ただ、家賃が…。私は「◯万円代」と言ったのにその上でした。敢えて出してきたのか?私の希望家賃帯では希望の条件の部屋なんてないから、値段を上げて契約させようとしているのかと思いました。
でも、あれを言ってみました。実際嘘じゃないし。
「すごく良い部屋で、ここにしたいんですが、家賃だけが…。」
残念だけど諦めるしかないのかな…、という雰囲気で不動産屋さんに伝えました。
値下げ交渉の常套句ですよ。ダメ元で言ったって何も減りませんし。
「いくらならここに契約してくれますか?」
「◯万◯千円以内なら即決します!」
というやりとりを経て、大家さんへ連絡。
私の提示額以上に不動産屋さんが頑張ってくれて値下げに成功!
申し込みとなりました。
しかも、内見中に近くに住む大家さんの奥様が来て、すごく良い人だったんです。値下げ交渉する内見者なんて煙たがられても仕方ないとも思うのですが、丁寧で、いい人オーラが前回の素敵マダムでした。
不動産屋さんBと大家さんの間に管理会社を挟まず、直接のやりとりだったから値下げに成功したそうです。
うん、ラッキー!!
ちなみに、値段交渉の際は、「値下げしてくれるなら必ずそこに住む」という前提で行いましょう。なので、予定通りの価格でも、一応最期の駄目押しに値下げ交渉はするつもりでした。
あとサイトによっては、検索した条件より価格帯が1つ上の物件を勧めてくるものがあります。検索した範囲だって他にたくさん物件があるのに「あなたが見た〇〇マンションと条件が近い物件」「あなたにオススメ!」「アパート〇〇とそっくりな条件の物件」などと言って押し付けがましい不要な物件情報が。
嫌がらせですか?迷惑です!
希望の賃貸料で、希望の物件がなかった場合、「じゃあ、しょうがないから家賃上がるか〜」って気軽にはならないんじゃないかと思うんですが。多分予算にはシビアな人が多く、その範囲内でどこを妥協するかとか、駅を変えるかとかで探し直す方が一般的だと思うんだけどなぁ。
まあ、私は下限無しで検索したりするのでシェアハウスが出てくるのも、いちいち邪魔。検討から外す人だって多いだろうに、「シェアハウスを含む」あるいは「含まない」とかにチェックボックスがあって除外できれば良いのに。
あと一度検索するとSNSとかの広告マスに表示される賃貸情報。こんな場所検索してないし、住まないわ!みたいなのをやはり「あなたにオススメ!」されても役立ちません。あと伝説的な正三角形の部屋とか、ベッド置くこと想定してないよね?ベッドって珍しい家財道具じゃないよね?みたいな部屋とか。暇つぶしに眺める分には面白いけど。
検索サイトもまだ発展途上ですな。
なんだか上から目線ですが。
今回の私の住み替えは、こんな風にして部屋を決めることができました。
初期費用を抑えたことに関しては前回の記事をご覧ください。
なかなか納得のいく部屋に出会えなかった時はモヤモヤしてましたが、部屋が決まった途端にルンルン気分でした。
だって引っ越しできるじゃん!
引っ越したら諸々の問題が解決されて、
毎日ハッピーじゃん!
なんて。
冒頭の通り実際には、ルンルン上機嫌の毎日にはなっていません。少なくとも現状は。
でもそれでも引っ越しはして正解でした!!
記録はもう少し続けます。